地盤調査の結果発表

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地鎮祭前日、設計担当さんと打ち合わせを行っていました。テーマは地盤調査の結果と工事請負契約以後の変更点(住宅設備の価格など)について。

地盤調査

地盤調査とは、この建物を建てる前に、その土地が建物を安全に支えることのできる土地かどうかを調べる調査のことです。一般的な戸建住宅でよく行われるのはスウェーデン式サウンディング試験(SS試験)というものです。

設計担当さん曰く、スウェーデンハウスだからスウェーデン式、という訳ではありませんとのことでした(笑)。このブログ記事のためにちょっと調べてみたら、つい最近、関係する日本産業規格(JIS)JIS A 1221 が改訂されてスクリューウエイト貫入試験(SWS試験)なる名称になったようです。

この試験では、建物の四隅と中心部分の計5地点についてスクリューのついた棒(ロッド)を地面に垂直に突き刺します。棒の上に重りを載せていき、重りによる自沈量を計測します。自沈しない時はロッドを回転させ、一定の深さまでめり込むのに要した回転数を計測します。

地盤が硬ければ、ロッドを突き刺すのに要する重りの重量やロッドの回転数が増えるので、その大小から地盤の硬さとその鉛直分布が推定できます。

我が家の土地の場合、地域の中でも比較的高所にあるので、素人考えで宅地造成時に盛土をしている → 地盤が弱いかも と想定しており、地盤改良に50~60万円ほどかかることは覚悟していました。

調査の結果、やはり5点中4点は硬い地盤まで深度があり、地盤改良費が70万円ちょっとかかることになりました……。意外だったのは、敷地内の5地点で調査結果が結構違ったこと。周辺の他の土地の地盤データもある程度収集してもらっていましたが、それも自分の敷地内とは似ても似つかぬ結果でした。地盤調査はやってみないとわからない、運ですね。

想定より高額となった費用は、同日に頂いた当初契約からの変更見積もりを参考に、LIXILの住宅設備のうち優先順位の低いもの(地盤改良費が無かったら付けようかな、程度のもの)を削って対応しました。

地盤改良工事

地盤調査の結果を踏まえ杭工事をすることになりました。杭工事と地盤改良工事はイコールではないようですが、この記事では特に区別していません(素人のブログなので……)。

建物の建築に直接関わる初の工事です! どきどき……。

地盤改良のための杭工事

妻が現場近くに用事があったので、ついでに見てきてもらいました。24本? 26本? ほど、硬い地盤の深さに応じて何種類かの長さの杭を打ち込んでいくそうです。ついに工事が始まったんだなぁ……。

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